ヴァイス 規制後のバンドリについて
2018年後期制限で「キラキラを求めて 香澄」が1枚になり、自分もがっつり4枚使っていて大打撃を受けました。
「キラキラを求めて 香澄」が1枚になったバンドリについて少しお話したいと思います。
バンドリ2弾が発売され、1弾の時点ではあまりユーザーのいなかったバンドリというタイトルは魅力的な効果の数々、型の多用さで爆発的にユーザーが増えました。
2弾発売から様々な型が考案されては廃れを繰り返し、多くのユーザーが辿り着いたのは、「蔵の中にあったもの」を中心としたシステムを軸にしたデッキで、2018年前期の後半はほとんどこのシステムを採用したデッキになっていたように感じます。
レベル1対応へのアクセス手段の多様さ、連打のしやすさ、山の管理のしやすさで確かな強さを発揮し、多くの結果も残しました。
そのシステムの一角を担っていたのが、今回規制された「キラキラを求めて 香澄」です。
手札の不要牌を有効牌に変え、デッキの圧縮もこなせるパワーカードでした。
このカードの規制により、デッキの安定感がグッと下がりました。
規制発表から1ヶ月近く経ち、twitterで流れてくるCSなどの大会上位入賞しているバンドリの多くは未だに「蔵の中にあったもの」のシステムを採用している型です。
「キラキラを求めて 香澄」が抜けた穴を埋めるカードの筆頭として「"きらきら星"香澄」が採用されているのを多く見かけます。
もともとの持ち味であったアグロ性能を維持しながら「キラキラを求めて 香澄」の代替で使おうと真っ先に思いつくカードだとは思います。
また、「"鳥籠の歌姫"湊友希那」を使う型で、レベル1帯を並べにくくなった影響か、今までレベル1のアタッカーは「ハッピークリスマス♪ 香澄」しか採用していないデッキがほとんどだったのに、新たにレベル1アタッカーとして「"眩しい日射し"今井リサ」を採用しているデッキも見かけるようになりました。
このように、「キラキラを求めて 香澄」の代替をするだけでなく、デッキそのものの動きが鈍くなったので、デッキの内容をアップデートする必要が出てきました。
僕も「きらきら星」&「激しいシャウト」の型を使っていたユーザーなのですが、以下のようなデッキにしました。
3枚とかなり多めに採用しています。
3枚落下、「蔵の中にあったもの」が確実に「"鳥籠の歌姫"湊友希那」に繋げれるという点は以前から非常に便利だったのですが、「キラキラを求めて 香澄」の枚数が減ったことにより、スムーズにレベル1で多面連動が難しくなったので、3枚落下により「蔵の中にあったもの」を控え室に用意しやすくしたり、今までデッキの高速回転を「蔵の中にあったもの」担わせていたのをこのカードにさせたり、序盤選択肢の少ないのがネックな「"きらきら星"香澄」で拾える選択肢を広げたりと、仕事は非常に多いです。
また、1コストでハンドアドが稼げるのでデッキのアグロ性能にも拍車をかけることができます。
以前から僕はこのセットを採用していたのですが、「ハッピークリスマス♪香澄」だけでは戦線を維持するのが難しくなったので、今まで以上にレベル2はこのセットに頼ることが多くなりました。
このセットもそうですが、早出しのレベル3の「"二人で過ごす七夕"氷川紗夜」を2枚採用し、レベル2のアタッカーはかなり厚めに取っています。
結局規制後もデッキタイプそのものは変わらないものを使っているのですが、使用者数では2番手であっただろうハロハピをメインにしたデッキタイプも個人的に注目しています。
「えがおのオーケストラっ!」を連打しやすく、強力な万能0アタッカー「"揺るぎない覚悟"を紗夜」やバンドリ詰めの定番「市ヶ谷有咲」を採用した相方門の青混合はわかりやすく強力なデッキタイプだと思います。
以前から人気のあった緑混合型も規制されるとの下馬評だったひなろじがノータッチで今後増えそうなのと、サンシャインユーザーの増加に伴って早出しメタクロック相打ちの「"はいっ、プレゼント♪"上原ひまり」が無理なく4枚採用されているのでやや追い風なのかなと思います。
ハロハピ軸でも現在環境に多いサンシャイン、SAO、ひなろじに有効な風が採用されているスペシャルパックのカードを軸にしたデッキも個人的に期待しています。
1つのデッキタイプが弱体化しても、それを補おうとするカードがあったり、そもそもほかにも様々な強力なデッキタイプがあるので、やはりバンドリは面白いタイトルだなとこの記事を書きながら思いました。
WGPでのバンドリの活躍に期待です。