ヴァイス デッキの組み方
普段僕がデッキを組むときに考えてることの一部を紹介します。
以前紹介したバンドリのデッキをサンプルとして使っていきます。
まずは、このカードを使ってデッキを作りたいっていうカードを1枚選びます。
僕は"可愛いともだち"市ヶ谷有咲をチョイスしてデッキ作りを始めました。
このチョイスしたカードでデッキの大体のコンセプトを決めます。
僕はこのカードの早出しを多面して高パワーで相手の面を制圧しようっていう大まかなコンセプトを決めました。
この時チョイスするカードはゲームの勝敗を大きく左右するレベル3を選ぶとデッキ作りがスムーズに行くと思います。
次にコンセプトに持っていくためのカードを決めます。
コンセプトを満たすためには何が問題かを考えます。
今回のコンセプトは、可愛いともだち多面早出しなので
・レベル2まででかわいい友達を複数枚集めれるか
・2コストのキャラを多面するストックは確保できるか
・早出しの条件を満たすことができるか
が問題として挙げられると思います。
キャラの集めやすさに重きを置いているのでCXは扉がいいなと思い、早出しの条件を満たすなら、メインステップで2回以上山を削るギミックは欲しいと考えました。
その両方を満たすと感じたのが対応が扉で、拾う先が山を削るカードであるこのカードです。
ハッピークリスマス♪香澄のギミックを使うならこのカードも外せないと思います。
以前ブログで紹介した通り、ハッピークリスマス♪と相性がいい点、きらきらを求めての効果を発動できるネームで後ろに置いておけるこのカードもこの時点で採用を決めました。
特に上位後列が入れようと思ってるデッキですと、パワーの弱い後列を前に出すだとか圧殺するということをしなくていいので後列の入れ替わりがスマートになってグッドです。
山を動かすならやはり集中も欠かせません。
扱いやすい単レスト集中で、拾えるキャラを選べるこのカードをチョイス
次にストック問題ですが、自分はこの2種がいいかなと思いました。
ここからはデッキの肉付けであり、所謂自由枠です。
基本的にはデッキを作る時には回復と相手のクロックを進める詰めカードを用意します。
今回はデッキ作りを決めたカードがそのどちらでもないので別に回復と詰めカードを用意します。
今回は詰めカードに"船上の名探偵"弦巻こころ、回復カードに満月の下で 香澄&りみをチョイスしました。
デッキのコンセプトが可愛いともだちによる高いパワーで制圧し、相手キャラにパワーで抜かれにくいと思い、自分のターンに相手キャラがいないと想定しているので、リバース要求のない武蔵互換のこころを詰めに選びました。
相手キャラに抜かれにくいことを考えると手札は比較的余るかなと思い、手札をストックに還元できる回復を選びました。
1レベルのメインアタッカーはハッピークリスマス♪に決めたのでサブアタッカーを決めます。
サブアタッカーの役割の役割としては
・5枚目以降のメインアタッカー
・メインアタッカーの補助
・レベル2への繋ぎ
などが挙げられます。
今回はメインアタッカーの補助としての機能は捨てました。
メインアタッカーの補助以外の運用ならメインアタッカーと色を合わせるのが定石ですが、今回はメインアタッカーの集めやすさがかなりあるので、詰めのカラーである黄色が少なめかなと感じたので、それをカバーする意味合いも込めて黄色にしました。
改めてレシピを確認したらレベル3でしか必要のない黄色より青を優先すべきかなと感じたので、ショートカットか邂逅辺りに変えた方がいいかもしれません
レベル置き場に置くカードも赤→青or青→赤の方が動きやすいですしね。
次にファーストパンチャーを選びます。
ファーストパンチャーは0レベルで生き残りやすい移動、高パワーカードが選ばれます。
環境によって変わりますが、基本的にはファーストパンチャーとして優れているのは移動の方だと思ってます。
タイトル内に拳移動もありますが、拳移動の不純物であるイベントを多めに積む点とキラキラを求めてがネームを要求してくるため、このカードをチョイス。
各種カードを集めるシステムを採用
山削り等は他でこなせるので、ピンポイントでカードをサーチ&サルベージできる効果を重視しました。
後はキラキラを求めてを考慮してネームも重視。
行きのパワーだけを重視するデッキならば必要ないかもしれませんが、このデッキは盤面にキャラを維持するのが重要なので、助太刀も採用。
特に椎名助太刀はプールにあるならば1枚は入れておきたいカードです。
最後に各種解答になるカードです。
これらのカードは自分のデッキの動きを鈍化させてまでいれるカードなので採用枚数には注意が必要です。
そうして入れたいカードを入れたい枚数入れていくと、このように大体50枚をオーバーします。
ここから50枚まで削っていきます。
枚数を削る時に考えていることとして
・カード2種以上で役割が被っていないか?(被っていたら合計枚数で考える)
・カードの集めやすさはどうか(デッキ全体としてカードを集める力が強ければ回収しようとしてるカードの枚数は絞れるかもしれない)
・コンセプトのカードを軸に考える(ストック多く使うカードを主軸にしてるのに、他にやけにコストのかかるカードが多いなら削る等)
を考えてます。
今回削った理由をざっくり書いていくと
・ソウルマイナスのカードを軸にしているので、ダメージレースで勝ちやすいから、回復、詰め削ろう。
・環境のこのデッキへ致命傷を与えるカウンターの比率と先上がりして蓋してしまえば問題ないのでは?と思いレベル応援1枚削ってみよう。
・キラキラを求めては1回使えれば十分そうだ。その1枚もフィレスから持ってこれればよさそうと思い1枚削る。
・フィレスと新たなスタートでピンポイントでカードを集めるカードとしての役割が被ってそうだから、1枚削ろう。その中でも癖のないフィレスを多めにしとくかと思い、フィレス2新たなスタート1の配分に。
・メインアタッカー集めやすいし、メインアタッカーであるハッピークリスマス♪が集めた蔵の中にあったものでレベル2への繋ぎのキャラも集めやすいから1枚減らそう。
・集中は蔵の中にあったもので拾いやすいな。常駐させるカードだから減らすか
・キラキラを求めてが追加されたことによって蔵の中にあったものへのアクセス増えたし、被りまくっても邪魔なことがありそうだから減らしてみよう
etc…
って感じで割と軽く考えて削ってます。
軽く考えてますが、なんとなくとで削ることは絶対しません。
小さくても理由をつけて削る、採用するようにしてます。
こうしてできた50枚が完全体ではないのでいいのです。
ここから実際にデッキを回してみて、やっぱりこのカードは削りすぎたな、逆にこのカードはいらないなと思うカードが出てくると思うのでその度に入れ替えて自分なりの完全体を作ってければいいと思います。